2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

生きる

暗い話になるので、苦手な人は飛ばしていただいてかまわないです。 まだ気持ちの整理がついていないので、支離滅裂な文章になっているかもしれません。 でも誰に言うこともできなくて、ここに書きます。 先日、親友を亡くしました。 大学時代、ずっと一緒に…

関わり

ある大きなことが誰かを傷つけても、悲しませても、その先の人生をまるごと変えてしまっても、それがその人のすべてではないんじゃないか。悲しい過去に支配されない道を歩むことができる素質は誰にだってあるんじゃないか。そんな理想論は恵まれた環境で育…

英語

言語って誰のもんなんだろうか。 日本人にとって、英語の存在は大きいと思う。まるで「この世には二種類の人間がいる。ひとつは英語ができるやつと英語ができないやつだ」とでも言うように、人々を二極化させている気がする。特にできないと自覚している人は…

ビール

ダサいと思ってた大人に年を取るほど近づいてく。年下の経験と自分の経験を区別できなくなって物知り顔で諭してくるジジイが未来の自分に見えて殴りたくなる。暇でもないのに暇をつぶすために見たくもない画面を見る昼休みは、旅行、人との出会い、充実、や…

りんご

昨日の話です。道に笑顔で両手を差し出している人がいると思ったら、いつのまにか握手をしていました。 よろしくお願いしますねと話すその人の掌はものすごく分厚くて、もちもちしていて、すごい迫力。掌も商売道具のうちかとひとりごちながらそのまま投票所…

願い

初詣。白い息を吐きながら、脳の真ん中になんの飾り気もない願いをポツンと置く、あの時間が好きだ。 こうあってほしい、こうありたいという願いそれ自体は細くゆらゆらと揺れる炎のよう。誰かにふっと吹かれたり、足で踏まれたりしたらすぐに消えてしまいそ…

気づき

今日、気づいたことがある。 まずその話の前に、私は服がダサいことを伝えなければいけない。 人に堂々と言うことでもないが私の気づきをわかってもらうには必要なステップである。 物心ついたときからダサかった。小学生の頃は、良品安価(これわかる人いる…

もしも

鏡はきらい。 自分の顔からできるだけ意識を離していたい。 私は小さい頃から美しくなくて、 まぁ一言で言えばブス。 小学校2年生のとき隣の席のゆうとくんが言った 男の子は笑った、女の子は怒った その言葉、ブス。 そのときにはじめて自分がブスだって知…

19

雨。買ったばかりのスニーカーが濡れてテンション下がる。傘の柄を肩にかけてしゃがみ、爪先の泥を指ではじく。あー、まだかなバス。100m先に見える曲がり角を睨んでみても思い出したようにぽつぽつと車が現れるだけでバスらしき音さえしない。 スマホに視線…

待ち合わせ

昨日見た/夢はエクレア/夏は嫌い 手は温かいです/ここにいます 待ち合わせがうまくできない。 人と約束をすること、しかるべき時間にしかるべき場所に行くこと、待たせたときの焦りなど苦手な点は数えきれない。そのなかでも特に苦手なのが待っているときの…

きつい

失った2016年を取り戻すかのように同居人が去年話題になったDVDを大量に借りてくる。 相変わらず私以外の人の得になるような感想が書けないので題名はふせるが、今夜もそのなかのミュージカル映画を観た。 以下、視聴中の脳内をただ文字におこしたものである…

関係には名前をつけなければいけないような気になるけど、本当はそんな必要はない。視線や沈黙を思い出す秋、木曜日、朝。わかりづらいことはわかりづらいままにしておくことにした。私たちは明日のプレゼンで発表されるわけでも、今週末の結婚式のスピーチ…

スポーツ

昨日見た夢の話など興味ない退屈さ~ と歌われる、昨日みた夢の話をする。なぜか私は海外にいて、友達はテイラー・スウィフトだった。夢らしいはじまりである。 彼女の自宅に呼ばれたがなんだか浮かない顔のテイラー。どうしたの?と聞くと「こんなゲーム、…

はぜかけ

今日は、はぜかけをした。 はぜかけとは稲木に稲を干していく作業のこと。 稲木(いなぎ、いなき、いのき)とは、イネなどの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるよう、木材や竹などで柱を作り、横木を何本か掛けて作ったもの。*1 後輩に急に誘われ…

苦手と言いつつ2日連続で固有名詞に触れるけど、『アズミ・ハルコは行方不明』を読んだ。まったく感想に見えない私なりの感想を書きたいと思う(はじめに断るがめちゃくちゃ話が逸れる)。 アズミ・ハルコは行方不明 作者: 山内マリコ 出版社/メーカー: 幻冬…

戸棚

今更だけど、シン・ゴジラを観た。私は具体的な物事について公で考えを述べるのが本当に苦手なんだけど、このことについてはなんとなく書こうかなと思う。 友達数人と集まって観賞会をした。観終わったあと、友達たちが「はぁ~(おもしろかったね)」という満…

夜空

わざと自信がなさそうに振る舞ったって、感情のスイッチを切って作業をしたって、それっぽい物を作る技術が身に付いたっていずれ死ぬんだよ。いずれ死ぬのに今私はどうしようもなく生きていて、どうしようもなく生きているからまた同じことを繰り返す。ゴム…

二人

クルマがざるを持ってかまえると、ハバは麺の入ったお湯をそそいだ。 湯気の立ち上る流しでクルマは数回ざるを振り、ハバがそばに置いた平たい皿に中身を出した。 今日のお昼はハバの好きな酸っぱい麺だ。 クルマは酸っぱい麺が好きでも嫌いでもなかったが、…

17

前髪がきまらない日は学校行きたくない。かわいくなきゃ世界とかどうでもいい。誰のためでもない、ましてやあんたのためなんかじゃない。あたしはあたしのためにかわいいだけ。「恋する乙女」も「無限の可能性」もそっちの都合でしょ。愛とか夢とかたいした…

飛んでったシャボンの日々を夢にみる 行方を思う休日の朝 ここ数日、昔のことばかり夢にみる。 しばらくベッドの上でぼんやりと反芻し、噛み締める。心と時間に余裕がある朝は夢を押し退けなくていいから好きだ。 幼馴染みとの会話、好きな人と目が合う瞬間…

わからない

理科室で静かに叫ぶ放課後よ あの子の声はフラスコの底 誰かの哲学や願いがこもったわけのわからないものにたくさん出会えた自分の十代を気に入っている。 若い頃わからなかったものが歳をとってわかること、歳をとってもわからないこと。 その両方を持てる…

一人

丈の短いスポーティな紺のワンピース。裾がほんのりと透けてる白レースのスカート。アニメのキャラクターが真ん中に大きくプリントされた白のTシャツ。黄色地に水色のストライプのだぼっとしたシャツ。体のラインを強調する露出度の高い黒のワンピース。 す…