その先

幸せになんかなるな

君はその先にいる

今まで捨ててきたもの

全部拾い集めて

もう一度生きろ

 

 

星影

失った記憶もただれた顔も

すべてを奪うことはできなかった

引き寄せられた身体は

境界線をなくして昇っていく

一番はじめに見つけて

君に光る私

韓国語

韓国語を勉強しはじめた。

これには訳がありまして。

実は最近ボランティアの家庭教師的なもので英語を教えることになった。この教材でお願いしますねって渡されたのには三単現のSとかThis is a penとか懐かしーって感じの内容盛りだくさん。教え子は一生懸命ついてきてくれるのだけどたまに「Are you happy...s?」「This is pen...ん?」などまだまだミスもあり。ひとつひとつ説明するものの、英語学習も10年を過ぎるとなかなか学びたてのときの気持ちが思い出せず、どうしても「わかるー難しいよねー」って気持ちより「どうにか覚えてくれあれもこれも!」って気持ちのほうが強くなってしまう。

しかしなー私だってはじめはわからなすぎてめっちゃ大変だったもんなー寄り添えてないなーと自転車をおしながら悶々とする帰り道。

そこで「あ!じゃあ私もなんか学ぼう!」と思いついて冒頭に戻る。

 

そう、韓国語。これがもー難しい!

「なんか」のなかで韓国語を選んだのは、元から韓国文化に興味があった&日本語に一番似た言語らしいから簡単かな?という理由だけど、英語でいうアルファベットの時点で結構むずい。でもめちゃくちゃ考えるとたまにわかったりなんかしてそれはちょっと楽しい。そうそうこういう感じよねーと感覚を取り戻している。

義務教育で学んで独学でも学んで海外にしばらく住んで、私は英語を学ぶ楽しさとか伝わる喜びとかそこから築かれた(ある程度の)自信とかを経験したけど、外国語を初めて学ぶ子は「うーん、これやっててもなー」とか「ずっとつまんないのかなー」とか今の時点で思うのは当たり前な気がする。

だから少しずつでも良いから「お、わかる!うれしい!」って気持ちを感じられるような指導をしていきたい。私もちょっとお先に体験しましたけどこれいいもんでしたよ奥さん!くらいの気持ちで。

無限に広がるのは同じでも、目の前の景色はうんざりするような砂漠じゃなくて花を摘みながら歩きたくなる野原だよって、私も全然全貌を把握はしてないけどちょっと一緒に歩いてみよー!って、伝えていければな。

 

あれ、なんかかっこつけたこと言っちゃった。

まぁ私はとりあえず

한국어 공부는 재미있어요! 힘내다!

 

2017.11.14.13:31

大丈夫になったかと思えば

まただめになってしまう

予定を埋めれば

しばらくは大丈夫

でもそれでいいのだろうか

 

積み上がらない積み木のお城に囲まれて

昼休みの15分間、なにも見えなくなる

 

一番近くにいた人には

私なんかの後悔を伝えてはいけない

心配をしてくれている人には

元気になった姿を見せなきゃいけない

私から伝えた人は

責任をもって支えなきゃいけない

 

そう思うと、この場所しかないんです。

ごめんなさい

触らないで

泣いたって

崩れてるわけじゃない

天に伸びるその姿と

平行を保って

一緒にいて

 

 

切手の博物館

目白にある切手の博物館に行ってきました。


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切手を口にはさんだ小鳥がお出迎え。

館内にもこのようなメタルアートがたくさんありました。もうかわいい。

入館料は大人200円。小中学生100円。

切手でも払えるらしい。かわいすぎ。

今は「世界の神様大集合」展やってました。

いろんなもの勃発しそうじゃない?大丈夫?と思いながら見てみたらなるほど大集合してました。

館内は撮影NGだったので写真でお伝えできないのが歯がゆいのですが、まーすごい。

世界各国の神様や寺院関連の切手がみっちりと並ぶ館内。世界に切手のない国はないそうで、素朴な色合いのラオスの切手からカモンハニー的なアメリカの切手(伝われニュアンス)まであって違いを肌で感じられたのもよかったです。そのなかでもスロベニアの神様の切手が個人的には一番好みだったな。童話の挿し絵のようなファンタジー感、クールな配色。こんなに美しいものが実用的っていうのがミソなのかなーと思いながら見てました(それは文具にも言えますね)。なにはともあれみなさん、画像検索してみてください。(四回くらいスクロールしたとこの、そうそう、それです)

 

切手が本格的に利用され始めたのは1840年のイギリス。こりゃ便利だ!というわけでそこから世界中に広まっていったらしい。当初は国民のために作られていたので女王の肖像画などの絵柄だったのですが、次第に他国へのメッセージ性を認識されるようになり、植民地の風景や軍人の凛々しい顔などの絵柄も増えていった、とのこと。

つまり切手から世界情勢、歴史、国民性などが読めるわけです。深い、深いですよこの海は。

 

ほぉーと思いながら二階に上ると、図書室みたいな空間。ここで世界最初の切手、ペニーブラックも見れるそうです。

しかしそこでなぜか迷ってしまい通路奥にある会議室みたいなところに出たら、「北欧切手研究会定例会⚪時から」みたいな予約札が下げてありました。ちょっと…お話だけでも聞かせてもらえませんかね…という気持ちに。

三階では入場無料の企画展をやっていました。なんだろーと思って近づくと「音楽切手研究会発足25周年 ブラームス没後120年 記念音楽切手」展、とのこと。新しい概念がたくさん飛び込んできて戸惑いましたがとりあえず入ってみる。

これがまた、すごいんですよ。

音楽切手研究会の会員さんたちの日頃の研究結果が所狭しとパネル展示されてるわけなんですが、熱量がね、はんぱない。

確実に私が今卒論に注ぎ込んでる情熱の100000倍くらいある(ごめん先生)。

どれも力作で選べないんですが、特に印象に残ったのは「カザルスの果たされた夢『4分間の第九』」ですかね。パンフレットに書いてあった説明文は

1936年7月、スペインの「民衆のオリンピック」開会式で、同国生まれのチェロ奏者カザルスにより、ベートーヴェン「第九」を演奏する予定だった。しかしフランコの反乱で全てが中止された。

ここからカザルスの死後、彼の思いを受け継いだものたちがオリンピックで第九を演奏するまでの歴史を切手でまとめているわけです。

……ね?気になるでしょ?

その他にも原画の最終稿までの経緯を水彩画で描きあげている方や、切手ではなく消印で歴史をたどっている方もいました。なかには19世紀後半の切手を並べて考察している方もいて、ここの会員さんたちは何者なのかな?という疑問が生まれました。

パネルの周りでは著者であろうおじいちゃんたちが楽しそうに談笑していたのですが、盗み聞きしてみても単語しか理解できず、この深い海の深海魚たちに出会った気がしました。

 

感慨に浸りながら一階へ。奥にはサボテンがたくさんあるセルフカフェがありました。はて?と思いながらとりあえずココアを買って眺めていたら、店主のおじいちゃんが多肉植物とサボテンを売っているスペースだとわかりました。切手との繋がりはわからないものの最近タニクが気になっていた私は興味津々。じーと見ていたら鉢にニットが被せてあるのに気づきました。

みなさん、知ってますか。この世には鉢用のニットカバーがあるらしいんです(これも写真撮れなかったから「鉢 ニット」で画像検索してください)。

それがまたかわいいこと。しかもおじいちゃんによると保温効果もあり寒さに弱いタニクたちにとってのまさにニットセーター的役割を果たすそうです。出たよ実用的かわいい。

今回は一応遠征で来ているので泣く泣くタニクは諦めて鉢とニットだけ購入。ほくほく。

お店自体もかわいくて素晴らしいんですが、なによりも店主さんがシャイでおしゃれでタニクへの愛が深くて最高でした。

個人的萌えポイントはタニクたちを「彼ら」と呼ぶところと店の名前が「サボテン相談室」であるところです。

 

……伝わりましたか。

 

聞くと、タニクリースなどを作る教室も開講されているそう。見せてもらったらめちゃくちゃおしゃれで驚きました。あ、タニクリースってわかりますか、タニクのリースです。疑問をぶつけまくるタニク初心者の私に丁寧に対応してくださった店主さんに「絶対また来ますね!!」と言って博物館をあとにしました。みなさんも機会あればぜひぜひ。

 

 

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 入り口のポストが目印。グワシ。

 

 

 

誰も

何が悪かったのか。誰が悪かったのか。
必死に悪者探しをしていた時間はつらかった。

死を受け入れるというのは多分、生を受け入れることであると気づいたとき
あの子の死を否定することであの子の生を否定してしまっている自分に違和感を覚えた。

誰も悪くない。
その事実を認めるには現実はあまりに重かったけど、きっと、多分、そうなんだと思う。
あの子も含めて私たちは誰も悪くない。
強ばっていた肩の力が抜ける。

何度でも思った。
もし、もっと早く休んでいたら
もし、違う道を歩んでいたら
でもそれらはあの子が決めて頑張ったことだから。
それを否定したくない。
今となっては、終わりまで含めて全部、受け入れたい。

そういうあの子が、私は好きだったから。