希望

幸せもしくは不幸せが人生のすべてだと信じていられたらよかったのに。なんで私はまだ生きているんだろう。その疑問が頭から離れなくて重い。リスカも見栄も下心もつまりは生きたいってことだと思えばまぶしい。せめて家族が生きている間は生きよう、そう思って日々を過ごしているけれど、それもどうだかわからない。こんなやつに「あなたに生きていてほしい」なんて叫ばれても説得力ないよね。だけど他人に呼び掛けているふりをして本当は自分に一番望んでいるのかもしれない。無様でもしがみついてほしい。生きたいって思ってほしい。

 

 

こんな文章、人様に見せるもんじゃないじゃないな。でもこうやって書くことが自分のなかにあるわずかな生への執着の発露のような気がして、希望、そう呼びたいのです。