ファンとは、好きとは

会いたい近づきたい知りたいと思えなければ

もうそれは好きじゃないんじゃないかと

考えていたことがありまして。

 

そう思ったのは小学生のころから

ずっと好きだった…なんと言えばいいんだろう

まぁ私にとってのアイドルに対する熱が

最近だんだんと落ち着いてきたことがきっかけです。

費やす労力や時間、お金は年々減っていく一方。

それがそのまま気持ちを表していると思えば

もう私は好きじゃないんじゃないか、と。

 

世界のどこかで幸せに生きてくれさえすればいい。

そう思うことは究極の愛のようで

好意がなくなってきたってことなんでしょうか。

どうでもいい、本当にたいしたことない話なんですが

少し悩んでしまいました。

 

 

そういう形の「好き」もあるよ、とか

そこまで思い詰めることでもないよ、とか

色々声かけてもらって、そのたびにそうだよねと

納得するのですが、また、悩んでしまう。

 

多分私は従来の愛し方で愛していたいんですね。

なぜなのか。

楽しかったから、でしょうな。

何かをひたすらに信じたり、愛したりすることは

すごく幸せなことです。

その思い出が大事すぎて、

それ以外を認められなくなっています。

あの子たちはずっとずっと素敵なまま、

むしろ最近はもっともっと輝いている。

でも確かに私の中で変化したものがあって。

落ち着いてちゃんとそれに向き合うべきなのかもしれません。

 

じんわりと、離れたところで、好きでいる

そういう好意の持ち方を経験したことがないので

どうすればいいのか、正直わかりません。

でも手をつないでいる人だけが

好きな人じゃない、それはそう思います。

 

好きな気持ちは本当に変わらないから。

誕生日はおめでとうって思うし

ニュースに取り上げられれば気になる。

誰かがむやみに傷つけることがあったら

力にはなれなくても、守りたいって思うよ。

投資できてなくてごめん。

そんなんじゃ伝えられないのにね。

 

でも今はちょっと離れたところで

しばし見守らせてください。