金髪

この前人生で初めて金髪にしたんですが、
そのとき色々なことを考えまして。

働き始めたら当分できなくなる
死ぬ前に一度やってみたい
就活終わったしなんかはじけたい

という軽い理由で染めたのですが
まぁーー友達から似合わねーと不評で不評で。
親族でも言わないくらいの言葉を
みなさんズケズケと言うわけです。
私以上に私の金髪について
意見を持っているわけです。
こんなに…気を遣わず話せる関係の
友達がたくさんいて私は幸せだよ…
というところまで思考が飛びました。
(ギャルの友達には褒められましたが)

そこで思ったのが
似合うかどうか/おしゃれかどうか
という軸は身なりの大前提なんだなぁということ。
当たり前か。
でも私は似合うはず!と思って
染めたわけではなく、本当にただの自己満足。
毎朝「わー金髪だー笑」と鏡を見てテンションが
あがったし、満足だったわけです。
だから似合わないと言われても
特に傷つきはしなかったし、友達のことを
悪く思うことはなかった。確かに似合ってはないし。
ただ……


それにしてもすげぇ言うな、と。


そこで身なりってなんだ、と考えたわけです。
身なりは他者へのメッセージとも言われまして。
私の発しているメッセージを友達は
質問と捉え「NO」と言ったまでかもしれなくて。
それどころか「そっちじゃない、違うよ」と
アドバイスをしてくれたかもしれなくて。
はたまた異物に対する嫌悪感かもしれなくて。

そうか。
私はプライベートの髪型や服装は
自己満足のために機能していればいいと
思っていたけど、前提が違っていたんだな。
そう気づいたわけですが、そこからが難しい。


身だしなみはマナーだとしても、
似合うこともマナーなのか。


うーーーん。考えていて結局たどり着いたのが

わりとどうでもいいな。

でした。
そもそも他人の身なりからメッセージ性を
そこまで感じなくてもいいんじゃないか、と。
そりゃ身だしなみは整えるべきだと思うけど
警察にお世話にならないように、
仕事で迷惑にならないように、
風邪を引かないようにしていれば
どうでもいいねっていうスタンスのほうが
お互い疲れないんじゃないかと
「私は」思うわけです。
(完全に非おしゃれの意見だな……)

まぁなにが言いたいかというと、


私と同じような悩みを持っている人。
鏡の前で「よし!」って思えたときの
ときめきをわざわざ否定することはないよ。


ということです。まとまりがないな。