どうか幸せに

祈りを川に浮かべる

ゆっくりと流れていくやさしい灯は

手離した気持ちそのままの色で

にじんでひとつになってこぼれる

 

もう触れられない他人(ひと)の幸せは

生きていても死んでいても

手を合わせて祈るしかなくて

はがゆいばかりだな

 

日々はつづいていく

取り残されて立ちすくむ

ただしさなんて

ずっとわからないけど

 

今日も灯をそっと手離す

何度でも やさしく